2014年2月28日金曜日

太陽系の大規模平面構造、土星の輪

太陽系で最も広い平面状の構造は、土星の輪ではないだろうか。

その広さは、明るく見えるA~C環だけでも、面積にして約413億㎢。

地球の全表面積は5億1000万㎢なので、ざっとその80倍以上の広さの平面だ。

土星の輪にじゅうぶん近づけば、消失点が地球直径の数倍以上先という地平線、

モンゴルの大平原も、太平洋の大海原も消し飛んでしまうような、
究極の地平線が見えるのではないか?

そんなことを考えながら描いた、たぶん高校の頃のイラストが発掘された。


土星表面の輪の影がほぼ赤道にあるということは、 
輪にあたる太陽光はきっととても少なく、暗いだろう。

なので、輪がこのように見えているような視野では、土星表面は明るすぎて白く飛んでいるはず。


ということを考えたような、考えていないような…。